2013-03-17:男女ともに長寿日本一 秘けつは「食生活の改善」
2013-03-17:男女ともに長寿日本一 秘けつは「食生活の改善」
長野県は昭和50年代から食生活の改善に取り組んできました。
長野県は山あいの土地で昔から塩で食品を保存する習慣があったため、比較的塩分の強い食事を好むと言われてきました。
県民1人が一日に摂取する平均の塩分量は、最も多かった昭和61年には15.1グラムと、全国でも高い水準でした。
このころの病気ごとの死亡率をみると、日本人の主な死因の一つ、「がん」の死亡率が男性のピークで昭和55年に全国5番目、「心疾患」の死亡率は昭和60年にピークを迎え、男女ともに全国的に高い状態でした。
このため、長野県は塩分の摂取量を減らそうと、昭和56年に初めて一日当たりの塩分摂取量の数値目標を掲げ、取り組みを進めてきました。
なかでも、佐久市では「長生きの秘けつは食にあり」を合いことばに、食事の塩分を控える取り組みをいち早く進めてきました。
《次回は佐久市が展開する「ぴんころ運動推進事業」のひとつ「ぴんころ御膳」をご紹介します。》